映画「365日のシンプルライフ」を観ました。ミニマリストに憧れつつレビュー。
こんばんは、ミデモです。
ミニマリストに憧れています。
一時期とても流行りましたよね。
今はちょっと落ち着いてきてるんでしょうか?
私は憧れるだけで特に実践はできていなかったんですが、この前少し家の中を整理しまして、その時に改めて、物が多いな...と感じました。
それで前から気になっていた今回紹介する映画「365日のシンプルライフ」を観よう!と思い立ったのです。
なぜこの映画かというと、この映画のあらすじが
26歳のペトリは、彼女にフラれたことをきっかけに、モノで溢れた自分の部屋には幸せがないと感じ、自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意する。ルールは4つ。 ①持ちモノ全てを倉庫に預ける ②1日に1個だけ持って来る ③1年間、続ける ④1年間、何も買わない 毎日、モノを1つ選ぶたびに、自分自身と向き合うペトリ。「人生で大切なものは何か?」、究極の”シンプルライフ”から見えてくる。
(引用元:365日のシンプルライフ Amazonの紹介文)
というものだからです。
この、1日に1個持ってくるっていうのが、もう、いやでも何が必要なのか考えなきゃいけなくなりそうで、とても気になってました。
私はAmazonでレンタルにしました。
(Primeビデオの対象にならないかなってちょっと思ってたんですが...)
あとオフィシャルサイトも貼っておきますね。デザインがオシャレでわかりやすい。
ほんとに何もないところからはじまる
(画像引用元:365日のシンプルライフ)
まず全裸で何もない部屋にたたずんじゃうところから始まります。
本当に何もない。
全裸かあ...
思ったより何もない状況から始まったな、と思いました。
真摯なルールを守る姿勢に好感が高まりますね。
(画像引用元:365日のシンプルライフ)
主人公のペトリは、部屋のものを全てちょっと離れた倉庫に預けてしまっています。
フィンランドという土地柄なのか、雪がすごい中、全裸で倉庫に向かうペトリ。
これ体調崩すレベルなんじゃない...?って心配になります。
最初に持ってきたもの
(画像引用元:365日のシンプルライフ)
ペトリの最初のチョイスは、コートでした。
眠る時にも使えるし、警察に見咎められなくなるし(いや、見咎められるかな)、汎用性が高いチョイス!本当に必要ですね。
でも、もっと必要なものないでしょうか?
特にどこにも記述がないけど、意外だった前提条件があります。
食料品は買ってきてもらう
水は水道があるとしても、食料の確保から入らないと、最初のチョイスの寒さより深刻な可能性があると思いました。
でもそれは今回の条件には入ってないみたいです。
(画像引用元:365日のシンプルライフ)
この左の人が弟なんですけど、弟に食料品は買ってきてもらうのです。冷蔵庫がないので、買ってきてもらったものを二重窓?の中にしまっているところ。
まあ倉庫に食料品入れてるわけないか。
ということで、食料については対象外。
これをテーマにしても面白いかもしれませんね。水だけ、から始めて、翌日はまず何を食べるのか...体調不良になるかw
印象的なシーン
(画像引用元:365日のシンプルライフ)
すっごい暇そう...
もしかしてこれが一番きついのかもしれないですね。
あと、歯ブラシが後回しにされてたってことがわかるシーンとかがあって衝撃的でした。それはまあまあ重要度高いんじゃないか。
それとスマホを持つ持たないの戦いとかもすごかったですね。
観終わって
主に序盤の方をレビューしましたが、いかがでしょうか。興味はわきましたか?
全編を通して、ドキュメンタリー調で話は進んでいきます。会話の中でジョークが飛びかうシーンもありますが、全体的には真面目かな。
とにかくこの「毎日一つだけ物を持ってくる」っていうルールが面白い。
他にこうやって一つのルールで面白かったものというと、ぱっと思いつくのは「バトルロワイアル」という小説です。
映画にもなったし、ご存知の方も多いとは思うんですけど
バトルロワイアルは「中学校の一つのクラスで武器を持って殺し合いをしたら」というルールがあります(露悪的なテーマですけど)
元の小説も面白いんですが、このルールを真似して小説を書いた人が当時いっぱいいました。そのどれも、まあまあ面白かったです。
個人的には、「毎日一つだけ物を持ってくる」っていうルールはとてもよかったんですが、ルールの面白さほどには、内容は楽しめなかったな...と思いました。
誰か、バトルロワイアルの時の2次創作みたいに、この映画のルールに沿って映画を撮ってる人いないかなあ。探せばYoutubeとかにアップしてる人いないかな?
もっと面白くなる可能性があるテーマだと思うんだけどなあ。
でも、自分の生活を見直すきっかけには丁度いいんじゃないでしょうか。
それでは!
(あれ、なんだかスースーするな...?)